プロフェッショナルであること

 この業界は、「企業は人なり」という使い古された言葉が本当に深い意味を持つ業界です。
私たちは、事務所全体で1つのチームであると考えます。特許事務所は弁理士だけが優秀であっても機能しません。 また、事務手続遂行者、明細書作成補助者、翻訳者、図面作成者等、多くのメンバーが1つの目標に向かって連携を取り合いながら業務を遂行しなければ、 質が高く、しかもお客様ごとにきめ細かく対応するサービスを提供することはできません。 つまり、あらゆる局面において、すべてのメンバー1人1人が主役なのです。

 時代の変化は激しさを増しており、お客様の変化、案件の変化、そして各メンバーの成長状況等に応じて、 私たちが求める人材も時々刻々変化しています。しかし、基本的には「プロフェッショナル」であることを、私たちは常に求めています。

 私たちの考える「プロフェッショナル」とは、完成された職人を意味するものではありません。 「ドラゴン桜」の英語教師のモデルとなった竹岡先生の考え方と略一致していますが、 失敗を恐れず(積極的にお客様へ提供可能なサービスを考え、実行する)、 失敗は決して忘れず(原因と結果との因果関係を明確に把握し、胸に刻む)、その失敗を糧とする、すなわち必ず次回に生かすことができる人、それこそが私たちの考える「プロフェッショナル」です。 そして、「プロフェッショナル」であるメンバーが、持てる力を共通の目的に向かって発揮する、それが私たちの求める理想形です。

1つの共同体として

 メンバー個々人の特性を生かし、1つの共同体として強く柔軟なチームを作り出す。 簡単なようで難しい課題ですが、私たちは絶えず追い求める強い意志を持っています。 したがって、万人の評価が優秀であると判断される方であってもメンバーへの参加をお断りする場合があるかもしれません。 例えるならば、4番打者ばかり集めることにより却ってチーム力が低下することを回避するためです。 逆に一芸のみに秀でた方に参加を要請することもあるでしょう。その時点で私たちが欲する要件に合致している場合です。

 私たちは、お互いに顔をあわせて、構えることなく本音のお話をさせていただくことが最も重要であると考えます。 したがって、頑固な、あるいは自分の型に凝り固まった、いわゆる職人肌とも言える方の参加は不要であると考えます。 互いに頻繁にコミュニケーションを取り合うことにより自然な意思疎通を図り、お互いにとって最良のソリューションを見出したいと思っています。

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